宗教体験と言葉

仏教とキリスト教との対話

南山宗教文化研究所編

紀伊國屋書店(東京)、1978年.

仏教とキリスト教の日本を代表する最も卓越した研究者たちによる討論。仏教側からの参加者は、釈尊における沈黙の優位と、釈尊の没後行われた教えの合理的体系化との間で均衡をとるという問題に取り組んでいる。とりわけ禅の代表者は、言葉の「身体的」側面と、純粋経験のその言語的表現に対する優位を強調している。これに対して、キリスト教側の参加者は聖書の言語のうちに反映している、神的なものと人間的なものとの間の人格的関係に注目している。

  • 阿部正雄「『宗教体験と言葉』について」
  • 梶山雄一「仏教における言葉と沈黙」
  • 三好 迪「神にアバと呼ぶイエス」
  • 岩本泰波「親鸞における『根源語』」
  • 門脇佳吉「公案と聖書の新しい『解釈学』」
  • 上田閑照「経験と言葉――『禅と言葉』のために」

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