Robert Roche

2005年11月1日、南山諸宗教研究講座(南山宗教文化研究所ローチ記念講座)が、南山大学学長ならびに理事会によって正式に認可された。この講座はロバート・ローチが100万米ドルの寄付を行ったことにより実現した。「諸宗教間、諸哲学間、東西の諸文化間の関係性を促進するという南山宗教文化研究所のミッション実現に向けて前進するため、客員研究員に対する研究助成を支援する機会をつくれたことを光栄に思う。」とローチは話す。

ローチと彼の家族は30年もの間、南山大学と深い関係を築いてきた。「南山大学とは家族ぐるみの深いつながりがあるので、私にとってこの寄付は特に重要なものである」とローチは言う。ローチは1983-1984年、学部交換留学生として南山大学を初めて訪れた。在学中、当時南山大学の学生だった妻と知り合い、その後1986-1987年、法学部の研究生として再来日。また、彼の3人の子供が訪問学生として南山高等学校で学んできたこともあり縁が深い。

米国出身のビジネスマン、起業家、慈善家であるローチは、Roche Enterprises, Ltdの創業者であり、社長を務めている。同社はアメリカ、日本、中国市場に重点を置き幅広い産業分野に投資を行っている。ローチは30年以上もの間、アジアで生活、ビジネスをし、会社設立やベンチャー企業への投資を行ってきた。アジア太平洋地域では株式会社オークローンマーケティング、Acorn International, Inc.、URBN Hotel, Cachet Hotel Group、IS Seafoodがある。

ローチは慈善活動にも精力的に取り組み、強い社会的責任感を持って世界中の数多くの教育的、文化的活動に尽力している。南山宗教文化研究所ローチ記念講座に加えて、デンバー大学ロースクールにおける国際商取引プログラムの法学修士課程設置やワシントン大学、南カリフォルニア大学、ニュー・メキシコ大学への資金援助も行っている。ローチはU.S.-China Strong Foundationや青少年を対象に、教育や文化の分野において革新的な経験を提供するプログラムAmericans Promoting Study Abroad (APSA)を支援している。また、ビジネスリーダーが所属し、政府と連携して経済成長を加速させることを目的とするBusiness Forwardの創立者でもある。

ローチは慈善活動に加えて市民活動にも従事しており、アメリカとアジア諸国の関係強化に重要な役割を果たしてきた。在日米国商工会議所理事会メンバー(2000-2004年)を務めた経験を持ち、現在もアメリカ進歩センター理事を務めている。在日米国商工会議所中部の前身である名古屋米国ビジネス協会(ABCN) の創立者の一人でもある。ABCNが1991年にスタートしたチャリティイベント、中部ウォーカソン国際チャリティーフェスティバルは現在も規模を拡大させながら継続し、このイベントにより得た収益を地元孤児院、慈善団体に寄付している。また名古屋国際学園理事(2002-2004年)、株式会社インターワールド会長(1995-2009年)、Relo Japan会長(2001-2008年)を務めた。

1985年イリノイ州立大学で経済学、日本学の学士号を取得し、1988年デンバー大学ロースクールで法学位を取得。流暢な日本語、中国を話し、妻と共に日本、中国、米国を行き来している。

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