Modern Buddhism in Japan

林淳、大谷栄一、スワンソン・ポール、編

Nanzan Institute for Religion and Culture. 230

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2000年代以降、日本の近代仏教史研究には「新しい波」が到来している。従来のように、精神主義や新仏教運動を基準とする単数の近代仏教研究ではなく、さまざまな対象を国際的かつ学際的な視点から研究する複数の近代仏教研究が、現在、進展している。
   このModern Buddhism in Japanは、そうした成果を英語で発信するために編集された論文集である。
   明治初期の真宗僧侶たちと啓蒙運動の関係、明治期の「新しい仏教」の展開、仏教と教育の関係史、鈴木大拙のスェーデンボルグ思想解釈、仏教社会主義と高木顕明の思想、宗教系大学と宗教学の結びつき、金子大栄の異安人事件という魅力的なテーマが扱われている。また、イントロダクションでは、日本の近代仏教仏教史研究の歴史と現状を解説している。
   本書は日本の事例を論じているが、日本を超えた近代仏教の国際的な比較研究のための視座と材料を提起しているといえよう。



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