メイド・イン・ジャパンのキリスト教

マーク・R・マリンズ著

東京、トランスビュー、2005年. 350ページ

キリスト教は内村鑑三らの儒教的キリスト教から多様化し土着化した日本製キリスト教まで、近代の日本にどのように伝えられ、どのように展開したのか。歴史・思想・民俗研究の空白部分を埋める、初めての包括的、実証的研究。

「要するに、西洋あるいはヨーロッパの歴史に基づいて展開した社会学の近代化論や世俗化論は、日本の近代化にはめてはまらないのである。近代化と宗教の衰退を直結させる単線的な概念では。世界の非西洋地域各地で展開している出来事を、十全に説明することは不可能である。」(本文より)

「キリスト教の土着化は、日本におけるキリスト教宣教の低迷に対する反省から、カトリック教会、プロテスタント諸教派を問わず長く討論されてきたテーマである……。本書はそうした日本のキリスト教会が抱える問題に対して、従来の視点を一転させる調査研究成果がまとめられている。」

高橋恵、『宗教新聞』

「私はキリスト教を普及させようとする立場はまったくないが、本書のような探求は、その社会について考える際に不可欠だと思う。」

柄谷行人、『朝日新聞』

This is the Japanese translation of the original English text.

マーク・R・マリンズ Mark R. MULLINS は1954年アメリカが宗国アラバマ州に生まれrる。アラバマ大学卒業、リージェント大学(カナダ)を経てマックマスター大学(カナダ)で博士号取得。宗教社会学専攻。1985年から日本在住。四国学院大学、明治学院大学を経て現在は上智大学比較文化学部教授。著書に Religious Minorities in Canada (1989),、変著書に Perspetives on Christianity in Korea and Japan (1995)、Religion and Social Crisis in Japan (2001)、Handbook of Christianity in Japan (2003)など。

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