奥山 倫明

南山宗教文化研究所第一種研究所員

南山大学人文学部教授

東京大学文学部と同大学大学院人文科学研究科で、宗教学・宗教史学を専攻しました。1993年度から94年度にかけて、南山宗教文化研究所研究員を務めたのち、1996年7月に東京大学大学院人文社会系研究科より、博士(文学)の学位を取得しています。その後、Institute of Buddhist Studies (Berkeley, California), Emory University (Atlanta, Georgia), Princeton University (Princeton, New Jersey) での在外研究を経て、1998年4月より南山大学・南山宗教文化研究所の専任となりました。

大学院時代から、20世紀を代表する宗教学者ミルチャ・エリアーデを主な研究対象とし、彼の学問の形成と展開を振り返りながら、現代宗教学に占めるエリアーデ宗教学の意義と問題点について考察してきました。学位論文をもとにしてまとめた、これまでの研究の成果については、拙著『エリアーデ宗教学の展開-比較・歴史・解釈』(刀水書房、2000年3月刊行)をご覧ください。

最近では、世界の諸宗教の歴史を、どのような地域区分によって、どのような時代区分をもって叙述すべきかを、比較文明論や世界史・世界地誌をめぐってなされてきた諸議論を手がかりとして検討しようと考えています。なお比較文明学会では、1999年より学会誌『比較文明』(刀水書房)の編集委員を務めています。

南山宗教文化研究所においては、1999年より刊行が開始された叢書「現代世界と宗教」(法藏館)の編集を担当しています。また研究所創立25周年記念にあわせて編纂された論文集、南山宗教文化研究所編『宗教と宗教の〈あいだ〉』(風媒社、2000年3月刊行)に編集後記を執筆しています。

南山大学での担当科目は、共通教育科目「宗教論」、人文学部キリスト教学科選択科目「宗教史」、大学院文学研究科「諸宗教の神学研究」です。

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