Events ラウンドテーブル :「宗教・食・移民――トランスローカルな宗教実践の学際的考察」

December 13th, 2022. 17:00~19:00 JST

オンライン

Speakers Moriya Tomoe

生活と密着した「生きた宗教」の実践を知る手がかりとして、このラウンドテーブルでは、マイグレーション研究会の共同研究「移民の衣食住」で研究成果*を発表された研究者お二人と、スィク教ディアスポラの研究者をお招きして、「食」と「移民」の観点から宗教――スィク教、仏教、イスラーム――を取り上げる。近代以降、グローバル化によって人とモノの国際移動が活発化し、これらの宗教的伝統に生きる人々のうち、異文化の地に移住した移民/難民は、様々な工夫を凝らして宗教的な実践を続けている。新たな生活圏で宗教的伝統に沿った食材を調達し、料理し、食べる――こうした日常の中に見られる多彩な事例を、文化人類学、文学、地域研究をそれぞれ専門とする研究者にご報告いただき、学際的な考察によって理解を深めることとしたい。 
*河原典史・大原関一浩編『移民の衣食住Ⅰ 海を渡って何を食べるのか』(文理閣、2022年) 

報告者

東聖子氏(近畿大学国際学部・准教授) 
松本ユキ氏(近畿大学文芸学部・准教授) 
桐原翠氏(日本学術振興会特別研究員(PD)) 
司会・コメント 守屋友江 

プログラム

17:00~17:05 趣旨説明(守屋) 

17:05~18:05 報告(東氏、松本氏、桐原氏) 

18:05~18:15 コメント、リプライ(守屋、東氏、松本氏、桐原氏) 

18:15~19:00 質疑応答