Events 「平安仏教」を読む、書く、学ぶ ―ブックトーク・師茂樹『最澄と徳一』、亀山隆彦『平安密教思想の展開』―

March 1st, 2024. 10:00~12:30 JST

南山大学Q103 教室 および Zoom

平安仏教に関する著作を公刊された師茂樹氏(『最澄と徳一―仏教史上最大の対決』岩波書店、2021 年)と亀山隆彦氏(『平安密教思想の展開―安然の真如論から覚鑁の身体論へ』臨川書店、2023 年)を迎えてブックトークを開催する。本ブックトークは新たな視点から「読む、書く、学ぶ」ことをキーワードに、平安期を軸に日本列島における仏教思想史を読み直し、過去に生きた仏教者の足跡を描く中で、自らの立場性を含めて平安期の仏教者が取り組んだ問題とそのアプローチから何が学べるかを問う試みである。日本とアメリカという研究拠点の違いから浮かび上がる、「平安仏教」をめぐる問いの立て方の多様性なども含めて、参加者と共に議論する場としたい。

著者 師茂樹氏(花園大学教授)、亀山隆彦氏(京都大学人と社会の研究院研究員)
評者 三後明日香氏(Carleton College 教授)
司会 守屋友江(南山宗教文化研究所)

プログラム

10 時~10 時5 分 開会挨拶、趣旨説明(守屋)
10 時5 分~10 時45 分 三後氏による講評
10 時45 分~11 時20 分 師氏、亀山氏によるリプライ
11 時20 分~11 時30 分 休憩、質問受け付け
11 時30 分~12 時30 分 フロアとの質疑応答
12 時30 分 閉会挨拶(守屋)

参加申込み 2月29日までに下記へお申し込み下さい。 https://forms.gle/SLN7J1zQHXzerhUS7

主催 南山宗教文化研究所
協賛 佛教史学会
チラシ_師・亀山ブックトーク_20240301.pdf 4.59 MB